本日は私がOLをしながら日商簿記2級を独学で取得した方法についてお話ししたいと思います。
私自身27歳の時に取得したのですが、それまで簿記3級すら勉強した事がなく、会計知識が全くありませんでした。
ですがそんな私でも3級を飛ばして2級を独学で一発合格出来たので、その方法を公開させて頂ければと思います。
少しでも簿記検定を取得したい方、興味のある方の参考になれば嬉しいです。
参考書選び
1冊目
正直、簿記に触れた事がなかった私が参考書を購入するのに戸惑いしかありませんでした。
そんな時、会社の先輩(日商簿記1級保有者)へ相談をして分かりやすい以下の参考書をおすすめしてもらいました。
こちらの参考書は登場人物である以下3人
- 南先生:森の簿記学校を開講し、多数の生徒を短期合格に導いている
- くまたろ:ちょっと抜けた感じのクマの男の子で3級をかろうじて合格
- りすみ:成績優秀なリスの女の子で3級は満点で合格
と一緒に簿記を学ぶ(可愛いイラストありの)講義式で構成されているので頭に入りやすいです!
2級の範囲である「商業簿記」と「工業簿記」がこの一冊で学べるのも大きな特徴で、stepが終わるごとに練習問題もついていて内容の詰まったテキストになっています!
2冊目
2つ目に紹介させていただくテキストは、一通り学習したあとは「実践あるのみ」ですので、過去問題をひたすら解くために以下を購入しました。
計12回分の過去問題が付いていて、難易度も書いてあるので使いやすかったです。
1冊目のテキストと比べて実際に出題されるような問題ばかりなので、難易度が上がり、時間が足りず、不安が大きくなるばかりでしたが、何度もやってくうちにコツを掴んでくるので、私的に一番の踏ん張りどころでした。
過去問題を行う際はきっちり時間を測って本番に近い環境でやる事が一番の練習になったと感じたのでこの方法で12回分、合格点取る気持ちで練習してみてください!
そして、中には分からない問題が出てくるかと思うのですが、「理解するまで学ぶ」姿勢を大切に、テキストやインターネット、YouTubeなどで解説を探してじっくり頭に入れ込むことが大切でした。
私の感覚にはなりますが、こちらの過去問題集12回分と実際の試験を比べたら、過去問題を解く方が断然難しかった印象だったので、この問題集をマスターしておけば合格出来る可能性が高いかと思います!
勉強方法
正直、会社員として働きながらだと両立が大変でした。
その時に意識したことは以下2つです。
2.ゴールデンタイムと言われる朝を利用する
会社まで電車で往復1時間半かかるのですが、毎日参考書を持って通勤していました。
大体は通勤時間で参考書を読み進め、次の日の朝、家を出る前の30分間は前日に読み進めた項目の問題を解きまくる方法で行っていました。
ただ参考書を順番に進めていくのではなく、勉強出来る時間や場所に合わせて順序を変更すると、効率的に勉強が出来ました。
また、過去問自体は時間を測って本番に近い形で行いたかったため、試験三ヶ月前から休日に1日1回行うと決めて、12回ある過去問題を2回ずつは通して行っていました。
時間がない会社員でもこの方法であれば意外と勉強ができますので是非お試し下さい!
勉強時間
期間にしたら約6ヶ月間になりますが、毎日勉強出来たわけではなかったので時間にしたら合計250時間くらいです。
- 平日:1時間半(通勤時間込)
- 休日:2時間
私は日商簿記3級を取得せずに2級から行ったので平均よりも時間がかかったのと、心配症で何度も同じ問題を行ったりしていたので、もっと理解が早い方は少ない時間でいけると思います!
最後に
本日は20代OLが仕事をしながら日商簿記2級を取得した方法について公開させていただきました。
会社員をしながら勉強するのは正直大変でしたが、その中で取得するからこそ味わえる達成感もありました。
時間がない中での勉強は誘惑に耐えることが必要ですが、「今が踏ん張りどころ」だと思って継続を心がけていただきたいです。
やればその分結果も付いてきますし、その後の人生を変えるきっかけになることだってあります。
以下の記事で私の経歴について簡単に紹介していますので合わせてご覧いただけますと嬉しいです。
勉強が苦手だった私は、やる前まで「20代後半から検定取得なんて絶対に無理!」と決めつけていましたが、そんな私でも取得できたので、まずは「行動と継続」が大切だとお伝えしたいです。
是非、自分の可能性を引き出すきっかけにしていただけたら嬉しいです。
本日もありがとうございました!