【初心者向け】新NISAどうする?周りと差をつける7つの準備

資産形成

2024年からいよいよ新NISAが始まりますが、皆さん準備は進めていますか。

皆さんの中には「何から準備すればいいの?」「投資ってどうやるの?」と不安に思っている方も多いかと思います。

本日はそんな不安を持った方へ周りと差をつける2023年から準備しておくべき7つの事を分かりやすく公開していきますので是非最後までご覧いただいて資産形成の成功を掴んでいただければと思います。

新NISAに向けて準備する7つのこと

家計簿をつける

「最近NISAが話題になっているからとりあえず自分もやってみよう」という方を多く見かけるのですが、「とりあえず始めてみる」は要注意です。

投資をすべき家庭と今はすべきではない家庭がありますので自分がどっちなのか、まずは家計簿をつけて判断することが大切です。

ではどんな家庭が投資を始めても問題ないのでしょうか。以下の項目が全て当てはまる人はすぐに投資を始めてもリスクは低いといえます。

  • 生活防衛資金がある人
  • 直近で使用する貯金以外の現金がある人
  • 毎月の収支が黒字であること

生活防衛資金について詳しく知りたい方は以下で公開していますので合わせて参考にしていただければと思います。

上記で当てはまらない項目があるとなぜリスクがあるのか?理由は投資は長期で運用することが基本だからです。
例えば、投資開始後すぐに暴落時期に入り元本割れをしていたとして、その時に現金が必要になってしまったとしたら購入した株を売却して現金化するしかないですよね。。。

こうなればもちろん利益は出ずにマイナスです。

なので少しでもすぐに引き出す可能性があるお金は、元本割れの可能性が高いリスクを背負って投資することになりますので家計の見直しから始める事をおすすめします。

 

毎月必ず黒字にする

収支が黒字でなければ投資は始められません。

まずは家計簿で支出管理をして赤字であれば「固定費」、「変動費」の順に見直しをかけていきます。

以下で節約の始め方について詳しく解説しているのでこちらも参考にしていただけると嬉しいです。

 

1円でも多く貯金をする

マイペースに貯金をしたい方や目標額に最短で到達させたい方、私達夫婦のようにFireを目指している方、それぞれによって貯金のスピードはありますが、間違いなく言えることは投資元本(種銭)が多ければ多いほど投資で増えるお金のスピードは変わります。

また、投資において最大の武器は「時間」なので2023年から不要品は売却、ポイントや商品券などを優先的に利用して少しでも多く現金を集めて投資資金を用意しておくことが大切です。

 

将来貯めたい金額を算出してみる

資産や負債を把握するための「バランスシート」や今後の現金の流れを把握するために「キャッシュフロー」を作成し、将来に向けて必要な金額を算出します。

これらを行うことで毎月投資に回せる金額も算出しやすくなります。

 

シミュレーションでモチベーションを上げる

上記で毎月の投資可能額や将来の目標金額が分かったらシミュレーションで結果を参考にしていきます。例えば以下のような計算が簡単にできます。

例①:毎月1万円の積立を年利5%で30年間続けたとすれば元本は360万円で資産は約819万まで増加します。

例②:35歳の人が2000万円を65歳までに貯めたいとなれば(年利5%の計算で)毎年約2万5千円の積立が必要になります。

投資する銘柄にもよりますが、20年以上の長期投資であれば大体3~7%くらいの利回りを見込めるといわれているので、投資をしたことがない方はまずはシミュレーションをするだけでもモチベーションを大きく上げることができるかと思います。

 

証券口座を開設

自分の資産額や収支状況、目標金額などが定まったら証券口座を開設して早めに投資ができるように準備を進めます。

証券口座を開設する際は銀行や窓口のある証券会社で開設するのではなく、手数料が安く、優良な投資先がたくさんあるネット証券がおすすめです。

窓口がある会社で投資をするとなるとどうしても場所代や従業員のお給料などが加味された投資商品を販売されるので信託報酬(手数料)なども比較的高い投資商品しか選択できないことが多いです。

一方でネット証券であれば信託報酬が安い優良投資先もたくさんありますし、余計なコストがかからず、比較的最低限の手数料で取引をしてくれます。

また、ネット証券の中でも初心者の方は画面操作がしやすい「楽天証券」がおすすめなので是非チェックしてみてください。

 

2023年から始めて値動きに慣れる

投資資金を集めている段階でもネット証券であれば100円単位で始められる証券会社が多いので、飲み物1本我慢をして少額からでもできるだけ早く投資を始めて値動きに慣れておくことをおすすめします。

また、お買い物で貯めたポイントで投資を始められる「楽天証券」や「SBI証券」もありますので、現金は投資に回せないという方であればポイント投資を利用してみるのも一つの手です。

やはり値動きの幅が比較的少ない投資信託でも短期間で見たら経済状況によってはマイナスになってしまうことも多々あります。

ですのでまとまった金額で毎月投資を始めた頃に暴落があって、元本割れしていても、時間が経てばほとんどの確率で戻るという事を少額投資の時点で慣れておけば、焦らずに投資を続けることができます。

 

 

初心者はこれを買え!

私が初心者へおすすめする投資方法は投資知識がいらない「インデックス投資」です。

その中でも銘柄選びに迷われたら人気の高い以下の商品を積立設定することをおすすめします。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):全世界に分散投資できる詰め合わせパックのようなもの
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):世界経済の中心であるアメリカの上場企業へ投資ができる詰め合わせパックのようなもの

上記2つの商品は信託報酬も安く、様々なメディアで優良ファンドとして取り上げられていますので安心して購入できる商品だと思います。

※冒頭でもお話していますが、投資は元本が保証されているわけではないので無理のない程度に余剰資金で行うことが必須条件です。

 

 

投資運用手順

  1. 証券口座開設(開設するのに数週間かかるので思い立った時にまずは開設のみでもしてしまいましょう)
  2. 投資資金額の検討
  3. 証券口座内でインデックス投資の銘柄選び
  4. 証券口座内で毎月積立する額を設定
  5. 始めたたて数カ月は設定が上手くできてるか確認をしてあとは15年~20年は放置

 

まとめ

本日は2024年から始まる新NISAに向けて今から準備しておくべきお話をさせていただきました。

現時点で投資に回せるお金がない方は2023年中に節約を始めて投資資金を用意しておくべきだと自信を持ってお伝えしたいです。

すでに投資資金がある方も少しでも多く年間投資額を増やした方が将来回収できるお金が増える可能性がありますので節約はもちろん、「ポイント」や「商品券」を優先的に使い、自由が利く「現金」として残しておく事をおすすめします。

私自身も2024年から始まるNISA口座の非課税限度枠(1,800万)を最短(5年)では埋められそうにないのでこれからも「稼いで貯めて投資して増やしてから使う」をモットーに節約を頑張っていきたいと思います。

世の中お金が全てではないですが、お金はさまざまな可能性を与えてくれるものだと感じています。

「迷い」に時間を使っているくらいなら是非本日から行動して自分の可能性を広げていきましょう。

本日もありがとうございました。

 

この記事を書いた人
M家経理部長

早期退職を目指して資産形成に挑戦中の30歳ワーママ

【家族構成】
夫:31歳会社員
妻:30歳会社員
子:0歳

【基本情報】
世帯年収:850万円(2024年)※妻は現在産休中
年間貯金額:420万円(2023年)
現在の総資産:約2,390万円(2024年6月末時点)
職種:経理
保有資格:日商簿記2級/ファイナンシャルプランナー3級

「お得に楽しむ」を大切にしている私達が日々の生活に役立つお得な情報を発信していきます。

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