体外受精を検討している方の中には、 「加藤レディスクリニックでの採卵ってどんな感じなんだろう?」 と気になっている方も多いのではないでしょうか。
私自身も一人目の不妊治療では、
- タイミング法
- 人工授精
- 体外受精
と約1年半にわたり治療を続けてきました。 体外受精は“最後の望み”でもあり、さらに保険適用は6回までと回数に制限があるため、病院選びはとても慎重に行いました。
そして先日、第二子に向けて久しぶりに 加藤レディスクリニック(KLC)で採卵 をしてきました。
本日は、 採卵周期の診察の流れ・採卵当日のレポート・かかった合計金額 について、実体験をもとに詳しくお話ししていきます。
採卵周期の通院
今回の採卵周期では、採卵日までに 計4回の通院 をしました。
そのうち1回は「1年以上ぶりの来院」だったため、採卵周期前の事前受診として行ったものです。 通常であれば、生理3日目の受診からスタートできるため、この1回は省略できるケースもあります。
通院1回目(1年以上ぶりの来院)
夫と一緒に来院し、この日は 検査と治療方針の確認 を行いました。
検査内容は以下の通りです。
- 夫:精液検査
- 夫:血液検査(5項目)
- 妻:内診(子宮の状態確認)
- 妻:血液検査(5項目)
診察 → 検査 → 再度診察という流れで、久しぶりの受診だったこともありバタバタ。 さらに私は生理不順があったため、周期を整える目的で 「プラノバール」12日分 を処方されました。
次回は 生理3日目に受診。ここから本格的に採卵周期がスタートします。
所要時間は、平日で 約3時間半〜4時間 とかなり長めでした。
通院2回目(D3)
生理が来て、いよいよ採卵周期に突入。 この日から 排卵誘発剤「クロミッド」 の服用が始まります。
通常は5日分の処方ですが、私は都合により 6日分 を処方していただきました。
この日の内容は、
- 血液検査
- 問診
のみで終了。 平日10時予約で 所要時間は約1時間 でした。
通院3回目(D9)
この日の流れは、
- 血液検査
- 内診
- 診察
- 院内処方
卵胞の育ち具合を見て、
- クロミッド追加4日分
- 自己注射(ゴナールエフ300)2回分
が処方されました。
自己注射は初めてでドキドキしましたが、 針を刺す瞬間に少し痛みがある程度で、それ以外はほぼ無痛。 とはいえ、自分で針を刺すのはやっぱり怖かったです(笑)
平日10時予約で 所要時間は約1時間半 でした。
通院4回目(D13)
この日も、
- 血液検査
- 内診
- 診察
- 院内処方
という流れ。
卵胞の育ちが良かったため、採卵日が確定 しました!
採卵に向けて処方された薬は以下の通りです。
- 点鼻薬(卵子を成熟させる薬)
- 生理14日目の0時に3回プッシュ
- 座薬(排卵を抑える薬)
- 生理14日目の12時・18時・24時
時間指定の薬が多いため、看護師さんとしっかりスケジュールを確認して終了。
日曜日10時予約で 所要時間は約2時間半 でした。
採卵当日

当日のスケジュール
今回も精子凍結を利用しており、採卵当日の流れは以下の通りでした。
- 9:30 受付・血圧測定・座薬(痛み止め)
- 9:45 リラックスルームへ
- 10:20 着替えてベッドで安静
- 10:30 トイレを済ませ、ベッドで待機 → 採卵前の位置へ呼ばれる
- 10:35 採卵スタート(5〜10分ほど)
- 10:40 採卵終了 → ベッドで安静(10〜15分)
- 11:00 トイレでガーゼの出血確認
- 11:05 着替え・受付で手続き → リラックスルーム退出
- 11:15 培養士さんと卵の状態確認
- 11:50 先生と診察(採卵結果・次回スケジュール)
- 12:00 会計・終了
採卵レポ
オペ室に入ると、先生1名と看護師・培養士さんが4〜5名ほど。 手術台に上がり、足を固定され、痛みがある時に握れるよう厚めのタオルを渡されました。
卵胞の状態を確認したあと、先生から 「針さしますねー」 の声とともに採卵がスタート。
今回は前回よりも針を刺した瞬間の痛みが少し強く感じられ、 「針が太くなった…?」と一瞬思いましたが、実際の針は変わっていないはずなので、 単純に私の感覚の問題だと思います。
4つの卵胞に針を刺し、
- 大きい卵胞ほど吸引時間が長い
- 小さい卵胞は吸引が短い
という印象でした。
痛みは “注射の痛みが少し長く続く感じ” で、我慢できるレベルでした。
採卵結果
リラックスルームで15分ほど休んでいると、看護師さんから採卵数の説明があり、
- 未熟卵:1個
- 成熟卵:1個
という結果でした。
培養士さんからは、 「全部で4個卵はあったが、2個は変形しており未熟卵にも満たないため破棄」 と説明がありました。
一番大きかった卵胞が未熟卵で、小さめの卵胞が成熟卵だったため、 点鼻薬がうまくできていなかったのでは…と不安になり、先生に確認したところ、
- 点鼻薬は2プッシュできていれば問題ない
- 成熟卵が1つしっかり取れているので心配しなくて大丈夫
とのことでした。
今の気持ち
成熟卵が1つでも取れたのは本当に救いでしたが、 ここから先は 受精 → 胚盤胞 → 移植 → 着床 と、妊娠成立前でもまだまだ越える壁がたくさんあります。
すでに緊張している自分がいますが、 ひとつひとつ進んでいくしかないですね…!
受精・培養結果
受精結果
採卵の翌日、メールとアプリ内で受精結果が届きます。
結果はこんな感じでした。

未熟卵はやはり受精に至らず…
「やっぱりダメだったか〜」という気持ちになりました。
培養結果
採卵から1週間後、培養結果がメール&アプリ内に届きます。 開く瞬間は、まるで受験結果を見るようなドキドキ感…。

結果としては、A判定の胚盤胞を凍結できた とのことで、心から安心しました。
ちなみに、KLC独自のグレード表記(記号のような文字)は、左から順に以下を示しています。
- 発育速度①(胚盤胞形成までの時間)
- 発育速度②(体外受精・顕微授精から凍結保存までの時間)
- AH(アシストハッチング)0:実施なし、1:実施あり、2:自然孵化
- サイズ
- 形態評価
- ICM(将来胎児になる部分)
- TE(将来胎盤になる部分)
全体的に見ても状態の良い卵だったので、本当にホッとしました…!
かかった金額の合計

通院1日目(1年以上ぶりの来院)
- 夫:15,730円(自費)
- 夫:1,240円(保険)
- 妻:2,530円(自費)
- 妻:7,940円(保険)
合計:27,440円
夫の自費には、希望して行った 精子凍結代(11,000円) が含まれています。
通院2日目
- 妻:5,230円(保険)
採血・問診・クロミッド6日分の費用です。
通院3日目
- 妻:11,030円(保険)
採血・内診・診察・クロミッド4日分の合計。
自己注射の薬代だけで 7,000円以上 かかっていました…。
通院4日目
- 妻:3,340円(保険)
採血・内診・診察・座薬代の合計です。
採卵日
- 妻:20,900円(保険)
- 夫:5,500円(凍結精子融解代)
合計:26,400円
夫の仕事の都合が読めず、今回も凍結精子を利用しましたが、 前回よりも値上がりしていて 合計16,500円 になっていたのは正直びっくり…。
以前は体外受精をすれば保険診療になり、融解代もかからなかったので、 6,000円くらいでできていた記憶がある だけに、余計に衝撃でした。
培養費
- 妻:86,780円(保険適用)
合計 86,780円 でした。
内訳としては、 顕微授精代、受精卵・胚培養管理料に加えて、今回は以下の 先進医療 を利用しています。
- IMSI
- タイムプラス培養加算
先進医療だけでも 42,000円 かかるため、 正直「請求額どうなるんだろう…」とドキドキしていましたが、 思っていたより高額にならず、ひとまず安心しました。
最後に

本日は、私の2人目妊活として、加藤レディスクリニックでの採卵についてお話ししました。
採卵にはどうしても痛みや恐怖心がつきものですが、こちらのクリニックは基本的に 「低刺激」 の治療方針のため、体への負担が少ないのが大きな特徴です。
実際、自己注射を2回行ったものの体調を崩すことはなく、採卵当日も“少し長めの注射の痛み”程度で済んだので、 改めてこの病院を選んでよかった と感じました。
自然に近い方法だからこそ排卵日の予測が難しく、他院より受診回数が1〜2回増える可能性はありますが、 その分 質の高い卵(妊娠率の高い卵) が育ちやすいというメリットがあります。 結果的に良い方向につながると実感しているので、本当におすすめできるクリニックです。
以上、私自身の体験談ではありますが、どなたかの参考になれば嬉しいです。
以前に一人目の不妊治療についてもまとめていますので、あわせて読んでいただけたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
