本日は少し前に発表された楽天プレミアムカード改悪についてお話をしていきたいと思います。
我が家では楽天市場を夫婦のふるさと納税合わせると年間40万円くらい利用している為、楽天プレミアムカードの特典（＋2%ポイント還元）を頻繁に受けていたのですが、2023年12月からはその特典がなくなってしまいました。
そこで年会費に見合ったサービスを私達は受けることができないと判断をし、年会費が返金される期間内に通常カードに変更する手続きをしました。
本日はその改悪内容まとめと年会費返金申請について詳しくお話をしていきますので、是非最後までご覧いただき、皆さんも損をしないようにご注意いただければと思います。
改悪内容
今回楽天プラミアムカードのサービス変更点を以下まとめましたのでご参照ください。
出典：楽天カード
楽天プレミアムカードを利用していた方は楽天市場でのポイント特典を目的としていた方も多いのではないでしょうか。
変更前ですと（3つの選べるコースで楽天市場コースを選択した場合）楽天市場での購入だけで年間約370,000円利用すればプレミアムカード特典のポイント還元率で年会費をペイできていました。
その為、この部分でメリットを大きく感じて私達夫婦も利用していましたが、この特典がなくなると思うとメリットがあまり感じられなくなってしまった為、解約を決意しました。
出典：楽天カード
この他にもプレミアムカードを保有していると「プライオリティ・パス（海外ラウンジ利用会員証）」が発行することができて、海外旅行に行く方は大きなメリットを感じていたかと思いますが、こちらも2025年からは回数制限を設けられるということで改悪内容となっています。
楽天証券公式サイト
改定後、年会費の損益分岐点
楽天プレミアムカードの年会費は11,000円（税込）です。
楽天プレミアムカードには3つの選べる特典が存在しますが、今後も保有される方は以下3つのコースから自分に合ったコースをいかに上手く選んで利用するかが、年間費の元を取るのが鍵かなという印象です。
- 楽天トラベルコース⇒楽天トラベルで還元率1％＋国際線利用時の手荷物配送が年2回まで無料
- 楽天市場コース⇒毎週火・木曜日に楽天市場でプレミアムカード利用還元率が＋1％
- エンタメコース⇒Rakuten TV、楽天ブックスで還元率＋1.0%
海外旅行に年に数回行く方でトラベルコースを選択される方でしたら、現状のプレミアムカードの最大のメリットであるプライオリティ・パスを利用することができるので、持っていても損はないかと思います。
ですがその他のコースに関してはプレミアムカードの特典1％還元のみと考えるとかなりハードルが高いサービスになりました。
例えば楽天市場のみでプレミアムカードの年間費の元を取ろうとすると、単純に＋1％還元のみで計算をすれば火曜日か木曜日に購入という条件付きで110万円以上楽天市場で購入しなければなりません。
（楽天証券のポイント還元率特典、楽天プレミアムカード積立上限満額（5万円分）を利用したとしても楽天市場で80万円お買い物しなければ元は取れません。）
そうするとラウンジや自動付帯の保険サービスがあったとしても魅力があまり感じられませんね。
楽天モバイル公式サイト
解約手続きについて
2023年11月1日（水）までに楽天プレミアムカード（楽天ブラックカード、楽天ビジネスカード）に入会している方は、年会費返金を申し込みフォームにて受付されています。
期限は2023年11月1日（水）から2024年1月8日（月）までの期間に会員専用オンラインサービス（楽天e-NAVI）へログインしてメッセージボックス「楽天プレミアムカードサービス変更のご案内」を確認の上、申し込みができます。
※返金金額はサービス変更月（2023年12月）～契約月までの月割り金額となるそうです。
最後に
今回楽天プレミアムカードの改悪についてお話させていただきました。
SNSなどで改悪後の良くないコメントも多々見られ、私も今回の変更に関してはとても残念に思いますが、サービス内容を大幅に変更したからという理由で、年会費を返金する楽天の対応はとても親切だなという印象です。
楽天モバイルの経営状況により、楽天グループ自体に大きな影響を与えているのは確かですが、プレミアムカードは解約しても、その他の通常楽天カードや楽天証券、楽天銀行などはいいサービスを提供してくださっているので引き続き利用しようと思っています。
自分にとって必要、不要なサービスをしっかりと見極めていくことが大切ですので自分が契約しているサービス内容の見直しは頻繁に行っていく事をおすすめします。
この他にも節約や貯金の事について公開していますので以下も参考にしていただけますと嬉しいです。
本日もご覧いただきましてありがとうございました！
楽天カード公式サイト
