先日第一子を出産したのですが、妊娠38週の妊婦健診で高血圧になり、救急車で運ばれ、バタバタの出産となりました。
妊娠37週のみ、健診で「妊娠高血圧症候群」について先生から注意されたものの、36週までは何の予兆もなかったので、まさか自分が「高血圧」で救急車で運ばれるなんて想像もしていませんでした。。。
そこで本日は私が経験した症状の変化や搬送先での対応、結論どのように出産したのかなどを全てお話していけたらと思います。
少しでも「高血圧」で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
妊娠初期~後期の血圧推移
冒頭でもお話した通り、妊娠36週までは血圧に関して何の問題もなく妊婦検診も順調でした。
そんな私の健診時の血圧数値の推移を表にまとめると以下になります。
【妊娠初期】
最高血圧 | 最低血圧 | |
妊娠11週4日 | 106 | 72 |
妊娠13週4日 | 117 | 74 |
【妊娠中期】
最高血圧 | 最低血圧 | |
妊娠18週4日 | 96 | 62 |
妊娠22週3日 | 106 | 77 |
妊娠26週3日 | 124 | 71 |
【妊娠後期】
最高血圧 | 最低血圧 | |
妊娠28週4日 | 116 | 77 |
妊娠30週2日 | 110 | 62 |
妊娠32週4日 | 115 | 75 |
妊娠34週3日 | 112 | 71 |
妊娠36週2日 | 114 | 74 |
妊娠37週2日 | 125 | 83 |
妊娠38週2日 | 150 | 90 |
こうして表にまとめてみると妊娠37週に若干上がってきてるものの、38週だけが異常なほど高いのが改めて分かります。
妊娠37週に注意を受けてから塩分をかなり抑えた食生活をしていましたが、数字へは効果がなく、自分ではコントロールできない状態となってしまいました…!
考えられる原因
妊娠37週の健診で若干高血圧でしたが、それに加えて「蛋白尿」が初めて「⧺」になりました。
妊娠初期のころから「±」はあったものの、37週で「+」どころか「⧺」だったので自分でも驚きました。
この時に母に「蛋白尿⧺」だったのと、血圧について注意するように言われたことを相談すると、母は私を出産する際に「妊娠中毒症」だったことを教えてくれました。※「妊娠中毒症」=今では「妊娠高血圧症候群」と名前が変更になっているそうです。
このことを聞いて「妊娠高血圧症候群」について調べてみると、自分の母親が妊娠高血圧症候群であった場合、そうでない人と比べて3倍もなる可能性が高いことを知りました。
ただでさえなりやすい体質であった為、もっと早くから予防できたらと今では後悔しかありません。。。
出産方法
38週の妊婦検診で高血圧となったため、通院していた産院では産めないとなり、救急車で総合病院へ運ばれることになりました。
搬送されると先生の診察があり、「高血圧を止めるには妊娠を終了させること(一刻も早く産むこと)が最善の治療方法である」、「至急、血液検査・内診・エコーをして緊急性があれば緊急帝王切開になります」とお話がありました。
検査の結果としては現時点では緊急性はないという判断となり、翌日に誘発分娩を行い、下から産むことを試みて、その日中に産まれそうにない場合は帝王切開へ切り替える方向で出産方法が決定しました。
出産当日は朝7時半に内診を行い(この時子宮口は2㎝)バルーンを入れて30分後から促進剤を入れ始めます。
子宮口がすでに2㎝開いていたからかバルーンはすぐに抜け、その後、人工破水させてからは促進剤も効きがよく、16時過ぎに経腟分娩で出産することができました。
私自身、初産だったため、正直子宮口はすぐに開くと思っていなく、帝王切開の心構えをしていたのですが、
- 人口破水してからの陣痛の進みが良かった
- YouTubeで予習していた、前かがみで座るように意識
この2点のおかげでスムーズなお産にすることができたと感じています。
最後に
本日は私自身の「妊娠高血圧症候群」で緊急搬送された時のお話をさせていただきました。
正直、希望していた産院で出産する事が出来ず、総合病院での出産はとても落ち込みましたが、
- 安心して産むことができたこと
- 費用の面ではかなり抑えられた
上記2点から、結果的に良かったと思っています。(費用についてはまた後日内訳を公開いたします)
妊娠中はさまざまなマイナートラブルに悩まされ、最後には緊急搬送されるという事態になり、「妊娠中は何が起こるか分からない」と改めて痛感しました。
全員が必ずトラブルが発生するわけではないと思いますが、少しでも参考になれば嬉しいです…!
本日もご覧いただきありがとうございました。