2024年からいよいよ新NISAが始まりますので準備を始めている方も多いのではないでしょうか。
そこで本日は新NISAを最大限に活かすべく2023年から行うべき準備についてお話をしていきたいと思います。
少しでも早く準備に取り掛かる人とやらない人では将来大きな差が出る可能性が高いのでそうならないためにも是非最後までご覧いただき一緒に資産形成で成功を掴んでいきましょう。
行うべき準備5選
収支把握をして投資額を決定
将来どれくらいお金が必要なのかシミュレーションで計算をして積立額を決定するのもいいですが、余剰資金は残さず早めに運用してしまう方が効率がいいです。
ですので少しでも若いうちから数年間使う予定のない余剰資金については運用に回して将来の可能性を広げていくことをおすすめします。
まずは家計簿をつけて以下の順番に沿って資金の整理を行ってみてください。
- 毎月どれくらい貯金ができているのかを把握する
- 生活防衛資金として置いておく額を決定
- 直近5年以内に使うお金は別でよけておく
これらを除いた残りのお金が余剰資金となるので毎月貯金できているお金と合わせてどれくらい運用に回せるか決定します。
1円でも多く貯金
以下の表を見ていただくとわかる通り、NISA口座でインデックス投資を長期(20年以上)で行えば過去の実績からプラスになると統計が出ています。(元本が保証されているわけではありません)
ですので20年以上運用をする予定の方は投資額が増えれば増えるだけ将来の回収金額が増える可能性があります。
是非今のうちから節約スキルを身に付けて投資元本(種銭)を集めて一緒に準備をしていきましょう。
ネット証券の開設
まず初めにお伝えしたいのが、大手証券会社の窓口に行くことはおすすめしません。
理由としては場所代、人件費、広告宣伝費にもたくさんのお金を使っている為、これらの経費を回収できる手数料の高い投資商品しかなく、優良ファンドと呼ばれる銘柄がおいていない証券会社が多いからです。
一方でネット証券は自力で口座開設、取引等を行わなければなりませんが、その分低コストの優良ファンドを取り揃えている会社がほとんどです。
自力で取引を行うといっても、不明点はチャット等で質問をすれば親切に対応してくださいますので操作が苦手な方でも安心して利用することができます。
私も今の会社(IT会社)へ入社する前は極度の機械音痴でしたが、落ち着いて行えばできましたのでやろうと思えば誰でもできるレベルですので是非チャレンジしてみてください。
ネット証券の中でもどこの会社がいいか迷った方はネット証券ランキング、2トップの楽天証券かSBI証券を開設しておくのがおすすめです。
2023年から少額でも投資を始めて値動きに慣れておこう
「新NISAが始まる2024年から始めます!」という人が多くいらっしゃいますが、2023年と2024年のNISA枠は別枠なので将来新NISAの非課税限度枠1,800万円を使い切る方は現行のNISA枠(積立NISAなら40万円、一般NISAなら120万円)がプラスで非課税限度枠として使えます。
新NISA枠1,800万円も利用しないという方でも将来何があるかわからないですし、せっかく2023年中もNISA口座の開設ができる環境があるので少額でも運用を始めて値動きに慣れておく事をおすすめします。
知識ゼロでも始められるインデックス投資は長期運用が大切なので早く始めればその分利益も見込めます。新NISAを始める際に不安という理由で(資金に余裕があるのに)少額スタートしないためにも、今から運用を始めて値動きに慣れておいた方が、制度を最大限に活用することができます。
お金の勉強を始めよう
世界では金融教育があるのに対し、日本ではほとんど学ぶ機会がありません。
この点、まだまだ遅れを取っている日本ですので賢く生きるのであれば自分である程度のお金の勉強が必要だと考えています。
現在ではYouTubeやビジネス本で手軽に学べる環境がありますので金融リテラシーを自分で身に着けていくことが大切です。
最後に
本日は新NISAに向けて資産形成準備のお話をさせていただきました。
上述でお話している通り、初心者向けのインデックス投資はリスクを時間が補ってくれます。早く始めれば始めるだけ元本割れのリスク軽減にもなりますし、将来の回収も多くなることが見込めます。
是非本日から資産形成に力を入れて1円でも多く、1日でも早く運用に回せるように生活の見直しをかけていきましょう。
私達夫婦もまだまだ資産形成の初心者で、現段階では限度枠(1,800万/1人)を埋めるほどの資金は用意できていませんが、できるだけ早く埋められるように収入や支出の見直しは日々行っていく予定です。
そして人生の一番価値がある時(20代~65歳まで)を会社員として会社の為に生きるのではなく、できるだけ早く自分の時間は自分で使えるように資産を築いて、経済的自立を目指していきます。
是非、資産形成をされている皆さんも一緒に頑張る仲間になっていただければ嬉しいです。
本日もありがとうございました。