「生活防衛資金」って実際どのくらい必要なのか疑問に感じますよね。
私も以前は「貯金がある程度あればいいだろう」と思っていたのですが、お金の勉強を始めてからは、
- 貯金とは別
- 生活費の6ヶ月分は必要
この情報を知って衝撃を受けたのを覚えています。
そこで本日は20代で1,000万円以上貯めた節約妻が「生活防衛資金」について分かりやすく解説いたします。
少しでも参考になれば嬉しいです☆
生活防衛資金とは

生活防衛資金とは、万が一の事態に備えるための資金のことです。
私たちが生活する上で、突然の病気やケガといったリスクはつきもので、それ以外にも会社が突然倒産したりと予測できない事が起こる可能性がありますよね…。
そんな万が一に備えるものとして生命保険や損害保険などがあるものの、補償金は支給されるまでに時間がかかることがあるので、当面の間の生活費は自分で用意しておかなければなりません。
そうした事態に備えて、あらかじめ用意しておく資金のことを「生活防衛資金」と呼びます。
生活防衛資金と貯金の違い

生活防衛資金は、貯金と分けて用意する必要があるとされています。
その理由は、生活防衛資金と貯金、それぞれの目的の違いにあります。
- 生活防衛資金:万が一の事態に備えるための資金
- 貯金:将来起こり得るライフイベントのために用意する資金
生活防衛資金は、普段の生活の中で収入が減少する場合や想定外の支出が膨らんだ場合に備えるためのものです。
一方の貯金は、結婚や出産、子供の教育費、マイホームの購入、老後の生活資金など、将来のライフイベントに備えて用意する資金のことです。
実際、「貯金さえしておけば問題ない」と考えがちですが、万一の事態が起こる度に貯金を削っていると、いつまで経っても目標の貯金額を達成することができず、将来のライフイベントを犠牲にするなんてことも出てくるかもしれません…!
なので、将来設計を崩さないためにも生活防衛資金と貯金は分けて管理しておくのが望ましいと考えます。
生活防衛資金はいくら必要?

それぞれの世帯人数によって変わってきますが、一般的には下記が目安と言われています。
- 1人暮らし・夫婦2人暮らし:3カ月~半年の生活費
- 子供のいる家庭(3人暮らし以上)の家庭:6カ月~1年の生活費
お金の不安を感じやすい人は、上記よりも数カ月分多く準備しておいてもいいかと思います…!
自分がいくら用意しなければいけないかを確認するためにも、家計簿をつけて支出を把握し、上記計算で算出してみることをおすすめします…!
生活防衛資金の貯め方

生活防衛資金を貯めるにあたって大切だと思う事を4つ挙げておきます。
- 固定費の見直し
- 毎月、収入と支出を把握して黒字にする
- 生活防衛資金用に口座等を一つ作って別管理する
- 収入を増やす
固定費の見直し
水道光熱費や携帯代、節約できるところはどんどん見直しをかけるのが効果的です。
実際、我が家も携帯代の見直しをして月に5,000円ほど削減できました…!
毎月収入と支出を把握して毎月黒字にする
節約において家計簿をつけることは最も効果的だと感じています。
自分のお金の流れを見える化して、削減できる所から徹底的に見直すことで、お金が貯まるスピードは一気に上がります!
私は「今月だけはしょうがない」「今月はご褒美月だ」など甘い考えを持ってしまう事も正直ありますが、必ず、前後の月で調整して、最終的には、黒字にできるように強い気持ちを持って取り組んでいます。
生活防衛資金用に口座等を一つ作って別管理する
口座を別に作るのが理想ですが、常に生活防衛資金の残高を把握できる環境は整えておきます。
貯金と生活防衛資金、当月分の生活費の区別はしっかりしておくことが重要だと感じています。
収入を増やす
支出の見直しだけで貯まらなければ、副業をして収入を増やすことも一つの手です。
YouTubeやブログ、せどりなど今ではPCやスマホを持っていれば手軽に始められる副業がいっぱいあるので積極的にチャレンジして収入を増やしていきます。
まとめ

本日の生活防衛資金についてお話させていただきました。
大切なポイントを下記にまとめておきます。
- 「生活防衛資金」とは万が一の事態に備えるための資金
- 「生活防衛資金」と「貯金」は目的が違う
- 生活防衛資金の目安は3カ月~1年分の生活費ですぐに使える所に準備すること
- 毎月の支出や収入を見直して最低限の「生活防衛資金」は確保しよう
まとまったお金を一から作る事は簡単ではありませんが、収支のバランスを見直すことで、貯金をする環境は確実に整えられます。
ぜひ、備えは万全にして、安心できる生活を一緒にしていきましょう☆
この他にもお金事情や節約について記事を公開していますので合わせて参考にしていただければ嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

